家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

48話 窓のある暮らし

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いままでのあらすじ。
2019年11月。
オットが突然引っ越しだ!と宣言。
大阪ど真ん中からのんびり田舎暮らしへ。
オット両親、ヨメの4人の2世帯2軒で滋賀南部へ移住計画。
両親はひと足先に移住完了。
その近くの我が家予定地で工事が始まった。
上棟式が終わり、家の形になってきた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


着工日から45日。


今日は窓枠をはめ込むと聞いて工事現場へ行ってきました。
気温は30度をとっくに超えてセミの声がさらに暑苦しい。


現場では山口棟梁、元気な若手、長谷川さん、そしてフィックスからもう1人、嶋田さんが来てくれている。
嶋田さんは仕事は寡黙で真面目だけど、喋るとものすごく笑顔が素敵な兄貴肌の人。


棟梁が運び込まれているガラスがまだない窓枠部分に合わせた寸法で家側に木枠を造作していって、そこに長谷川さん、嶋田さんが防水気密テープを貼っていく。
ここが気密検査での数値に関わる大事なところ。
地道な作業だけど、2人とも頑張って~!!



この窓の出っ張り部分は外側に貼る断熱材の分のフカシ。
窓も分厚ければ壁も分厚い!!


棟梁は耳にかけた鉛筆とお尻ポッケの指金で迷いのない線を引き、迷いのない丸鋸捌きで木を切ってピタッ!と収めていく。カッコイイ~!!


お昼休憩に冷たい飲み物をすすめて、私達は車で1kmのオット実家でお昼休憩を取った。
両親もここ滋賀での暮らしに慣れてきて、庭には植えた朝顔の花が咲いている。


お昼過ぎに現場に戻るともう何か所か窓枠が入っていた。



分厚いトリプルガラス~!


2階でも棟梁と長谷川さんが中と外とで枠をはめ込んでいる。
内側で既定の位置まで来て「オッケー!…あれっ?棟梁ー?」
トリプルガラスが分厚すぎて外にいる棟梁へ長谷川さんの声が聞こえない~(笑)


すごいー!!


大雨降っても、お隣さんのわんこちゃんが鳴いても、なーんにも聞こえな~い♪
うちの中で映画大音量で見ても、外には聞こえな~い♪


そして、ついに我が家の吹き抜けに
「YKKAPW430大開口スライディング」(ながっ)
の窓枠が、入りました。
吹き抜け2階部分のFIX窓も。



この解放感!
1階から見上げるとFIX窓からは青い高い空しか見えない。
2階から見渡すと一階の大開口やウッドデッキ、そして見晴らしの良い景色が広がるはず。


オットは今までPC上で想像していた景色が目の前に広がっていて、感無量!って感じ。
細かいオットは季節ごとの日照、角度を計算して何月何日の何時にはここらへんまで日が差し込む、とかを考えて窓の位置決めをしてたのだ。
それがその通りになって、うれしそう。


良かったね、オット。
これからここに住むんだね。


ヨメもなんだかジーンとしちゃった。


窓にトリプルガラスが入るのはあと5日後の気密検査までの間。
なんだか急に家っぽくなってきた!


次の見どころは5日後の気密検査。
電気配線工事。
そして断熱材がみっちり詰まったところを見なきゃ。
そうこうするうちにお風呂の設置ももうすぐ。


毎日は行けないけど、クーラーボックスにお茶やコーヒー、スポーツドリンクなどの飲み物をいっぱい詰めて、工事の様子を見に行く。
職人さんたちにとってはよく見に来る熱心な(ちょっと邪魔な?)施主だけど、だって今しか見えないんだもん。
工事中のむき出しの柱。木の匂い、トントン、パシュッっていう大工仕事の小気味のいい音。


もう、楽しくって仕方がない。
そして、現場の雰囲気がすごくいいのも知れて良かった。
優しくて、正確な仕事をする棟梁。ムードメーカーの長谷川さん。寡黙で真面目な仕事ぶりで、でも笑顔が一番素敵な嶋田さん。
それぞれキャラの違う3人が息を合わせて家の形を作ってくれている。
その家に住めるのがすごくうれしい。


暑い夏もあともう少し。
秋が終わる頃には家が完成する。


うはー! 楽しみっ(≧▽≦)


オットが引っ越し宣言した日、
はじまりの日より9か月と20日。

×

非ログインユーザーとして返信する