家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

【オット小話】空調の電気料金を分析してみよう その3

さあ、それでは今回は新居と旧宅の比較となります。
ただし、データとして使えるのが12月8日~2月16日の71日間と大変中途半端。


大阪のデータも前年同日のデータを使って、足りない分は補正を掛けて数字を出しています。このため、前回のデータ(366日分)とは少しズレが出ています。ご了承ください。


それではまずは日照です。


年が違えば、ガラッと違いますから参考程度に。
実感としてですが、こんなに晴れているならいいんですけどねえ。
家の近くはもう少し曇りが多い印象です。



次に電気代です。
実際に支払った電気代ではなく、日数割、単価28円で計算。
生活電力として、一日5.7KWを差し引いた推測の数字です。
新居では旧宅よりも換気やサーキュレーターなど、常時使用している電気機器が増えていると思われますが、前回と同じ数字を使ったほうがわかりやすいので据え置きです。


大阪よりもやや高くなった印象です。
あれ、高断熱ちゃうの? と思われるかもしれません。
しかし、鵜呑みにする前にその原因である、気温をチェックします。





ですよねー。
滋賀は大阪よりも確実に寒いです。
とはいっても暖房がきっちり効いているので、室内で寒さは感じません。


積算温度帯の分布日数は次のようになっていました。


分布の中心、グラフ線ピークは、大阪8℃、滋賀は5℃、そう見えます。
大阪って温かかったんだなあとあらためてしみじみ。


月当たりの電気代自体は高くなりましたが、冷暖房の面積あたりの電気代はどうでしょうか。


月当たりの支払額でみると、1/4~1/5になっています。
でも、大阪と滋賀は気温が違いますから、結論を出すには早いですね。
きちんと、積算温度の分布帯ごとの支払電気代を見てみましょう。


ざっくりした印象では、同じ温度帯の1/6から1/5の電気代で大丈夫なようです。


前回の旧宅での推測UA値が1.96
新居のUA値が0.28
理論的にいえば1/7になるはずですが、まあこんなもんでしょう。


最高値と最低値の積算温度、というのはこのように一応ですが、データ分析としてなりたつように思います。
本来であれば一時間ごとの外気温をもとに積算温度を出し、一時間ごとの電力消費と突き合せれば精度の高いデータになるのでしょうが、あくまでも素人の遊びですからね。
来年データが揃いましたら、またやってみたいかと思います。


皆さんも、データを集めて計算してみるのはどうでしょうか。
案外面白いものですよ。
積算温度の電気代分析、流行るといいなあ。

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