【オット小話】 冬の日射取得を考える ④各地の日射量
もったいぶってもしょうがないので、グラフをどんどん張っていきますよー。
南面の窓に当たる日光量を計算しました。
窓の外側ですからね。ガラスを通って減衰する前のエネルギー量です。
グラフの基本の形はM字形になっています。6月は庇で遮られますので凹むのです。
庇の長さは60cm弱くらいのイメージです。
8月、9月の暑い時期の日射量も注目すると楽しめるかと思います。
スダレかシェードが必要な意味が見えてきます。
まずは北海道・東北です。
仙台が高いですね。日本海側は、やはり日照短いので冬は厳しいです。
続いて関東・甲信越地方をまとめてみました。
十日町市は冬の積雪で有名な所です。やはり日照が少ないですね。
他は全国でもトップクラスの日照です。
次に、中部・近畿・北陸を。
やはり日本海側は冬が弱いですね。
関西・中国・四国北部です。
比較的暖かい感じでしょうか。
中国南部、四国南部です。
ほぼ似たようなグラフですね。
最後に九州・沖縄地方です。
沖縄の日射量は、全国でも低めなんですね。
これは緯度が低いので、太陽高度が高くなるために家の中に光が入りにくく、また冬は曇りが多いためみたいですね。
次回こそは、いよいよ損か得か、のメインの計算に進みたいと思います。