家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

【オット小話】 はじめて高気密を知る


家を建てる、そう決まった後の話です。


最初は何のこだわりもなかったんですよ。
今住んでる家は中古の家。
それを自分でリフォームして住んでるわけで
えーなんというか、「ザ・昭和」って感じの間取り。


玄関は引き戸の両開き。
トイレはタイルが張ってあって和室が4部屋もあるような。
でもそれって、実家にもある意味似ているわけで
昭和生まれにはなじみがあって落ち着く。そんな家です。


リフォームにあたって、和室を洋室に、風呂を広げたんですが
間取りにはそんなに文句が無い。
だからこんなもんでいいのかなって、ヨメさんと話しながら決めた
新しい家の間取りは、今住んでる家の延長線上。
ある種、上位互換でしかない間取りを考えてたわけです。


これが計画当初。


で、いざ住宅会社を回りだして相談を始めると指摘されるんですよ。
「両開きは気密が良くないですよ」


へ、気密って? 
なんじゃらほい。


施主ブログにぶつかって読み込む。
住宅施工会社のブログを読む。
分からないキーワードが出たら、また検索する。


・高気密
・高断熱
・結露
・窓ガラスと放熱


まあ、出るわ出るわ。
リフォームを自分で手掛けたのは平成の半ば、今から16年前。
その時もざっくりとだけど、家のことはネットで調べて断熱材を床に仕込んだり、
屋根裏に追加で入れたりとしてみてはいたんですがそこからさらに進化してるわけです。


つまり、自分の知識は昭和~平成前期で停止してたわけです。
そうなると、そのころの「あたりまえ」は、今では「とんでもない昔」。
まずは「今のおうちの性能を知る」のが大事だった、ということですね。


・冬寒いのは当たり前。
・窓が結露するのも当然
・24時間換気とかもったいない。窓を開けるのが一番


こういうのが昭和の思い込み。
先入観とか、思いつかないって怖いですね。


個人的に一番参考にさせていただいた施主ブログは
・さとるパパの住宅論


技術的なこと、数値的なことを平易な言葉で説明してくれる超優秀なブログです。
高気密・高断熱・さらにそれを安価で手に入れる工夫など、個々の記事を全部読んでも損はないと強くオススメ。


本ならば
・本音のエコハウス


施主ブログでは断片的に出てくる情報の元ネタはだいたいこの著者が元になってるんじゃないか、と思える大御所、鎌田先生の一冊。
入門としては必読かなと思います。



さあ、この情報に触れてしまったオットが、知恵熱が出そうな勢いで勉強を始めるのですが次にぶち当たる問題…


次回に語ります。

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