家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

【オット小話】 嘘つきは誰だ



勉強を始めると、ありとあらゆる情報が流れ込んできます。


断熱材の種類と特色
基礎のコンクリートの立ち上げ
白蟻の防除方法
階段の傾斜
屋根の雨もり、切妻と片流れ
太陽光発電はもう遅いのか
ZEH取得するとお得かそうじゃないか


で、5ちゃんねるを見ているかのように派閥があり、お互いにけなしあう
悪夢のような掲示板やコメントに、いったい誰が正しいのか、と疑心暗鬼になってくるのがこの勉強時期。


業者さんを回っていても
「どこ回られました」から
「あー〇〇さんはここがあれで、だからダメなんですよ」
そんな発言をする営業さんや
この施工はどうなんですか、という質問に
「それは高価な上にすぐにダメになる。うちのが一番いい」
そんな話を聞くのは当たり前。


最初は腹が立ったり、疑ったりした私ですが
徐々に悟りの域に達します


えー、これ実際には嘘を言っているわけではないんですね。
大げさに言い立ててる、くらいで全くのウソではないんです。


中には30年前くらいの話を「その時の改善される前の話」として悪意のある伝え方をする。そんな人もいますけれど、私と一緒で情報のアップデートがされていないだけなのかもしれないと思っておきましょう。




〇〇という断熱材はすぐに結露して、ずり下がる。
選んではいけない!


例えばこういう情報、調べだすとすぐに出てきます。
そこで情報は、必ずいくつかのソースから裏とりをするといいでしょう。


・1970-80年代(40年ほど前)住宅がどんどん建っていた時に、ずさんな工事からそういったケースがあった。※これは事実、らしいですよ。


ただ、その話と今現在、その断熱材を使うと「結露してずり下がる」ということは全く関係がありません。
ただの印象操作です。
結論から言えば、きちんと施工してもらえないと、どんな断熱材でも不具合は起きるでしょう。


物事にはいい面と悪い面が必ずあって、価格と品質はほぼ(※絶対ではないです)比例する傾向があります。※マイナーな商品は、量が出ないので3割~2倍くらい高い印象があります。


そして値段が高い、というのは
往々にして一番の問題である場合も。



難癖はどんなものであってもつけられます。
これを選んでおけば絶対大丈夫、そんな建材はどこにもありません。


やはり施主が必死で考えて選ばないと、後で失敗した、と感じるのではないでしょうか。


話は変わりますが、個人的には「他社の悪口を言う」営業さんのいる会社はその時点で論外かなと。
そういう発言をする人は責任転嫁が上手。自分は悪くない
だから、


・施工ミスは、「こんなものです。どこでも一般的」
・工期の遅れは「発注ミスなど無い、天気のせい」
・施主が質問すれば「うっとうしい客、無視していい」


こうなってもしょうがないですね。
一事が万事、という言葉があるように、私はこういう人と一緒に仕事はしたくない。
※あくまでも個人の感想です。

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