家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

60話 引っ越し相見積もり

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いままでのあらすじ。
2019年11月。
オットが突然引っ越しだ!と宣言。
大阪ど真ん中からのんびり田舎暮らしへ。
オット両親、ヨメの4人の2世帯2軒で滋賀南部へ移住計画。
両親はひと足先に移住完了。
その近くにフィックスホームに家を建ててもらう事に。
工事も終盤に入り、完成までカウントダウンに入ってきた。
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着工日から116日。


今年の3月から書き始めたこのブログ。
ヨメの分だけでも60話に突入してきました。
オットの小話(!?)も23話になります。
今まで読んで下さった方、ありがとうございます。
また、これから最初から読んじゃおうって方がいらっしゃったらとてもうれしいです。
まだまだ家の完成、引っ越し、高気密・高断熱住宅の季節ごとの気温や光の入り方など(オットが)これからも書いていこうと思っています。
皆様どうぞよろしくお願い致します。



さて、そろそろ引っ越しが見えてきました。
前回義両親の引っ越しの時にお世話になったA引っ越し社さん。
それと業界NO1を謳うS引っ越し社さん。
2社相見積もりを取りました。


「すぐ行きます!」と、文字通りすぐ来てくれたのはS社さん。
家の中は出来るところから段ボールに詰めていってて、S社営業さんは冷蔵庫とか洗濯機とかもチェックしている。


プラン内容としては
・自分たちで段ボールに詰めて行く「節約プラン」
・エアコン2台を取り外し→クリーニング→設置。
・高気密・高断熱住宅なので、エアコン設置時、外壁にやたら釘を打つのは困る。
・トラック2台で作業員4人で前日に積み込んで翌日に新居に運び込み。
・荷ほどきは自分たちで。という感じ。


2社、相見積もりです。
一騎打ちです。
S社さん、先手です。頑張ってください。


うーん。
営業さんが電卓をパチパチする。
ちょっと店に電話してみます。
という営業さんに、オット氏、
「このプランでトラック2台だったら、〇〇円くらいちゃいます?」
営業さんの顔が一気にマジになってきた。


会社に問い合わせた金額とオットの3秒で出した勝手見積もり…ほぼビンゴ!!


オット、おそるべし…!!


オットは引っ越し屋のバイトしてた事もあったり、引っ越し数も多かったりで、やたら内情に詳しい。
つい半年前、実家の引っ越しをしたA社の金額もかなり値引いてもらっていた。
そのあたりを匂わせつつ営業さんにプレッシャーをかけていく。


能天気なヨメはオット任せ。
そしてうちの長男君黒猫くぅちゃんが、初めて来たおにいさんに愛想ふりまくる。
ニャ~。(あのね、ぼく、くぅちゃん)
ニャ~。(おにいさんの鞄にスリスリしてもいい?)
ニャ~。(ほらっ、黒ツヤツヤなぼくを見てっ)
営業さん、それどころじゃないっての(笑)


ヨメが鞄スリスリはダメって引っ張っていくけど、くねくねと(ぼくを見て~)攻撃をしている。


営業さん、しばらく電卓叩いてたけど、
「ちょ、ちょっとガチで秘密の話をしてきますっ」と、外へ出ていった。


いやー、こういう値段交渉での電話越しの小芝居風なやり取りは今まで何度も見てきたけど、本当にガチみたい。


営業さん、テンション低めで戻ってきた。
会社からの返事待ちらしい。


値引き交渉って難しいよね。
ある程度引いてくれたらうれしいけど、誰かが痛みを伴うような、下請けが苦しむようなところまではしてはいけない、と思っている。


オットの条件は

・2社相見積もり。

・値段は一発勝負。

・お互いを競わせるのは嫌。だから相手の金額は言わない。



セリみたいな感じ。
これが結構真剣に考えてもらえて、結果的に満足いく値段になる事が多いように思う。


営業さん、会社からの電話に、さらにテンション低く応対している。
あまりよろしくない数字になったんだろうな。


営業さん、電話を切り、息を吸い「あのですね」
○○円になりました…。


オット、ヨメ「「ううーーん。。。」」


ま、まだこれからA社さん来るけど、フタ開けてみないと分かんないからね。


営業さんはすごく頑張ってくれた。


さて。それから3時間後。
A社営業さんがきてくれた。


Sさんの人情味あふれる営業さんから一転、若くて男前の営業さんが超クールにタブレットにサササーッとデータ入力していく。
オットの引っ越し屋にいた頃の昔話も出来る空気でもなく、とってもサクサクとお話が進む。


その合間にS社営業さんから「各所調整した結果あと○○円引けます!
と熱烈コールが入る。


A社さん、S社さんの見積もりと大きく違うのが、両親が半年前に利用した、という「ご紹介割引」を結構引いてくれてる。


パチパチーっと電卓を叩き、タブレットにサササーッと入力して、出た数字は…。
S社より¥32000も高い。


オット、「うーーん。正直言いますとね、ちょっと勝負にならない感じです…」


相見積もりの値段が全てだけど、以前お世話になって対応に満足している事、
新築への引っ越しに一定の評価がある事とかを考えるとA社さんには頑張ってもらいたいところ…。


そのあたりのニュアンスを説明すると、「1時間下さい」と言った。


では、1時間後に出した数字で決定します。


A社営業さん帰って、もうこれは挽回は難しいだろう。
S社さんで決まりかなぁ。と、話していた。


一時間後、電話が鳴る。
オット「はい、あ、お世話になります。はい…、はい…。
ほーぅ! おめでとうございます! よろしくお願いします!


おお!?A社勝ったのか!
すごいな。どう各所調整したら4万引けるんやろ。


とにかく我が家のお引越し。
日にちが確定しました。


オットが引っ越し宣言した日、
はじまりの日より11か月と30日。

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