家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

【オット小話】 予算をイメージするには



具体的な家のイメージを作る前に、何が可能で不可能か、という
ラインを見ておかないと、夢が実現できずにがっかりすることが増えてしまいます。



まずは予算の割り振りです。
細かい数字をチェックする、というよりも、
どのくらいを、どこに使うのか、という話し合いのためのたたき台、というものを作りましょう。


家の予算、たとえば借りられそうな金額が4000万円と銀行に言われたとします。
しかし、この金額、全額を土地/建物に使えない。
意外な部分に消えていきます。


その1.税・諸経費


消費税が総額の10%。
土地売買手数料が3%+6万円。
事務手数料/印紙/固定資産税/ローン諸経費 これも大きいです。 
他は火災保険/水道・ガス接続工事費など。


合計で全予算の15%くらいは必要になると思われるので
総予算4000万円なら税・手数料600万を差し引いて
残予算3400万


その2.外構・内部設備


一番質素な作りにしたとしても
外構100万円 照明/カーテン/その他設備50万円
このくらいは割り振っておいた方が無難です。


ここも豪華にするなら外構300万、設備100万くらいは
簡単にかかります。話し合いが必要です。


残予算3250万。


その3.引っ越し、その他予備費


引っ越し、その他予備費 50万円


挨拶回りであったり、地鎮祭や差し入れ、新居に必要な家具などを
考えるとそれなりに予算は必要になります。


残予算3200万円



予算が4000万円っていうと、全額その金額を使えそうな印象があるのですが、
この時点で800万円、全体の20%が必要になっています。


土地に2000万円、家に2000万円、そんなイメージだと
今度は1.25倍して別に1000万円必要になると。
家というのはこの諸経費が高いことを忘れがちなので、注意が必要です。



今回のまとめ
諸経費をざっくり見積もると
全体の20%はかかってくる。※概算なので、細かい数字は改めてHM/工務店ごとで。
計算方法は次の二通りです。 


1.総予算×80%=家、土地にかけられるお金
2.家、土地にかけたいお金×1.25=総予算

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