家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

36話 【続】フィックスホームへ(IC打合せ5回目)

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いままでのあらすじ。
2019年11月。
オットが突然引っ越しだ!と宣言。
大阪ど真ん中からのんびり田舎暮らしへ。
オット両親、ヨメの4人の2世帯2軒で滋賀南部へ移住計画。
両親はひと足先に移住完了。その近くの我が家予定地に
家を建ててくれる工務店と打ち合わせを重ね、
着工日と工事の工程表が出来上がったところ。
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この日の流れは
・午前中、インテリア店でロールスクリーンを決める。
・午後からフィックスホームで外構屋さんと1回目の打合せ。
・続いてインテリア担当の川尻さんと前回の確認や変更箇所。
・現場担当の方と工事日程などのお話。
かなり長丁場になりますよ、と川尻さんからは聞いている。


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《IC打ち合わせ内容の復習》


1回目 家の外観部分、屋根・壁・玄関ドアの形や色を決定。
    窓サッシの色・室内のフローリング・ドアと取っ手の色、形。
    階段のステップと手すりの色、クローゼットの色、形を決定。


2回目 玄関、脱衣所、トイレの床材を決定。
    吹き抜け拡大案の構造計算前の最終確認。
    室内の壁紙は即答出来かねて次回までの宿題になった。


3回目 前回持ち帰った家の中の壁紙を決定。
    ライト、スイッチ、コンセントの位置などの電気設備のヒアリング。


4回目 キッチン、浴室、トイレ、洗面台などの設備の確認、
   コンセント位置、電気系統の確認、照明器具のヒアリング。
   玄関天井壁紙、脱衣所の床材、トイレ床材の変更。


キッチン・浴室・トイレ・洗面台・窓・照明器具・ロールスクリーンなどの住宅設備品はそれぞれメーカーのショールームで確認済。
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【35話】の続きです。


午後から工務店へ。
フィックスホームの家づくりアドバイザーの川尻さんとの打ち合わせもこれで5回目。


まずは外構屋さんとの打ち合わせから。
あれあれ?
外構の打ち合わせは今回初めてなんだけど、ちょっと前にオット両親の家の物置きの修繕に来てくれた人だ。
こないだ引っ越ししたばかりの両親宅は築十数年経っているので、窓を二重窓にしたり物置きの白アリに食べられちゃった部分を修繕したりするのを、同じ工務店でお願いしたのだ。


あらあら、その節はお世話になりました。
また、これからこちらもよろしくお願いします。


外構屋さん、日焼けして筋肉もりもりで何だかとっても素敵。
ここがこうで…、と、腕を広げながら説明してくれる上腕二頭筋ばっかり見ちゃって話の内容が入ってこないわ。
声も何だかダンディーで素敵だわ~(*´▽`*)


ヨメ、横に座っているオットの存在を完全に忘れてポンヤリしてしまった~。


・玄関前の接道部分の駐車スペースと、玄関からの階段、バイク2台と自転車を停めるサイクルポートをコンクリにしたい。
・家の側面の通路をコンクリにしたい。
・玄関の反対側の庭にウッドデッキを設置したいので、土台をコンクリにしたい。
・立水栓を庭と駐車スペースの近くの2か所に付けたい。


そんな感じの事を伝えた、と思う。
あと何回かまた打合せをして色々決めていきましょう、という事になった。


ここでマッチョ外構屋さんからフィックスホームのインテリアを担当してもらっている川尻さんにバトンタッチ。


いつも明るくて元気印の川尻さん。
打ち合わせのお部屋の空気もマッチョむんむんから一転、華やかな雰囲気に変わった。


今回は変更箇所も含む全体の確認。
特に電気配線はオットのコダワリがあるようで、念入りに確認した。
そうそう、キッチン設備は決まったけどIHクッキングヒーターはまだ決めてなかったよね。
フィックスホーム標準料金プラン内のものと、その前後ランクの機種を見比べる。


ヨメはラジエントヒーターがあんまり使いこなせていない。
IHの2口で十分なんだよね。
ショールームの担当者さんは「お鍋する時、ラジエントで土鍋の具材を加熱してから食卓のカセットコンロに持っていくと便利ですよ」と教えてくれたんだけど、多分使いこなせない気がする~。

IH2口のみのものは安いランクしかない。
あ、でも今使ってるやつは加熱中に「光るリング」が光るよね。あれ、光ったほうが分かりやすいんだよねぇ。
カタログを見てみると「光るリング」が付いてるのは上位ランク機種だけ。
えっ?そうなの?2口のやつには付いてないの?


オット:ヨメちゃん、あなた気が付いてなかったみたいだけどね。今使ってるIH、結構したのよ。


ヨメ:ええっ?そうだったの?ごめん、めっちゃ雑に扱ってたわ。
川尻さんも「16年前の機種で光るのは当時すごく高かったやつですよ~」
ヨメ:はー、そうだったのね~。今まで知らなかったわ~。
確か今のも2人で話し合って決めたと思うんだけど、ヨメ、まーったく覚えていない。。。
まさに「ぶたに真珠」
せっかく頑張ってくれたのに、ごめんね、オット。


結局ヨメ、よくわからなくなってオットが真ん中くらいランクの光らないやつに決めた。
うん。光らなくても使い終わったら主電源をオフにする癖はついてるから多分大丈夫。空焚き防止機能も付いてるし。


このあたりでフィックスホームに入ってからもう3時間経過。


続いて前回加入を決めた「完成保証に対する保険」の書類。
オット、契約書のたぐいは必ず全部目を通す。
細か~い約款も全部見る。
ヨメは横からチラッと見ただけでクラクラしてきたので、オットと書類とは目を合わせないようにしておく。
オット、ブツブツとなにか言いながら読んで、ここの「〇条〇項を参照」って書いている〇条〇項に関する書類が見当たらないんですけど?と、総務・経理担当の方にツッコミ。 担当の方もすぐに書類を見つけて持ってきてくれた。


ヨメ:すみません。このヒト、めっちゃ細かいんです。あともうちょっと時間かかると思います…。
多分普通は「ココとココにハンコお願いします~」「はいはーい、ポポーン」って感じだと思う場面で、お待たせしてしまってなんだか申し訳ない。


でも、契約書って大事だからね。
本来はきちんと内容を理解してからハンコ押すっていうオットの気持ちも分かるけど。。。


その間、川尻さんに聞いてみたい事があったのでヨメの突撃インタビュー。
川尻さんは設計士です。
ヨメ:やっぱり設計士さんが自分のお家を建てる時って設計とか全部やりました?
川尻さん:設計は社内の皆に色々アドバイスをもらって、自分でやりましたよ。
ヨメ:おお~! やっぱりめっちゃ楽しかったですか?
川尻さん:楽しいのももちろんだけど、やっぱり責任も重大だし大きなお金がかかる事でもあるので不安もいっぱいありました。
でも、出来上がったら今でも夫に「めっちゃいい家やん~」って何回も言っちゃいます(笑)


素敵なエピソードを聞かせてもらって、ほっこりした~(*´▽`*)


オット、やっとハンコを押した。


あれっ?時計壊れてない?今さっき4時だったのにもう5時!?
さて、ヨメ、このあたりから回路がショートしかかってて無駄に喋っていた記憶はあるものの内容は全く覚えていない。。。


長時間の打ち合わせに何度かお茶を持ってきて貰ったり、お菓子をそっと添えてくれる心遣いが温かい。


最後に工事現場の担当さんとご挨拶。
あれあれ?
ちょっと前にオット両親宅で二重窓や物置の修繕を担当してくれた、稲田さんが私達の家も担当してくれるのね。


オット実家で何度かお話しているから、お人柄も分かっているし丁寧なお仕事ぶりも知っている。何だかすごく安心。
川尻さんに「稲田さんって、すっごく丁寧で優しそうですね~」って言うと、
川尻さん:いえ、あれは表向きの姿で事務所ではしょっちゅう冗談を言ういたずらっ子なんですよ!私なんかよくいじめられていて~!
稲田さん:そんな事ないですよ~。僕が川尻さんにいじめられてるんですよ~。


そんなやり取りをくすくす笑いながら話しているのを見ると、ああ、ここの社員さんは、いい雰囲気で仕事をしているんだなぁ、と思う。


稲田さんの意外な一面を発見して今日の打ち合わせが終わった。
川尻さん「今何かあってはいけないから、気を付けて帰って下さいね」って車まで見送ってくれた。


朝10:00からロールスクリーンを決め、工務店を出たのが18:30。
本当に長丁場の打ち合わせだった。
私達はもう帰るだけだけど、川尻さんはまだこれから今日の打合せ内容をまとめたり、他のお仕事もあるんだろうな、と考えると感謝でいっぱい。


やっぱりフィックスホームにお任せして良かった。
大手ハウスメーカーさんとは違うアットホームな、きめ細やかな温かさがある。
社員さんも業者さんもみんな性格までよく知っている。

ワンチームで家を建ててくれる。


おっとりとして物腰の柔らかい楢崎さん。
オットのコダワリを一番分かってくれて具体的な形にしてくれる戸井田さん
明るくて元気印。そしてきめ細やかな気配りの川尻さん。
丁寧で優しそうで、でも実はお茶目な稲田さん。
これからたくさんお世話になる棟梁の山口さんもオット実家で一度お会いしている。
マッチョ外構屋さんも。


これから基礎工事、棟上げ、外壁、屋根、木工事、サッシ、壁紙、設備設置など、色々な方の手をお借りして私達の家が出来ていく。

ここの工務店は業者さんとの信頼関係を大切にしている、と聞いている。
社員さんを見ていれば分かる。
この温かな人たちがいる会社がお付き合いしている業者さんなら、きっと安心してお任せできる。


本当は量販店やネットで買ったものを、施主支給という形にした方が安くなるだろう物もある。


でも初めて使うような仕様のわからないものよりも、工務店と信頼関係がある業者さんが使ったことのある、使いやすいものを、使うという事は、発注、造作、取り付けも確実かつスムーズにいくはず。


もちろん希望は言うし、部材のチェックもしっかりするつもりだけど、この人たちは安かろう悪かろうものを仕入れて、ごまかしたりするような人たちではない。


半年間フィックスホームに通い、色んな方とお話してきた。
「家づくりは望む人生を手に入れる手段だ」というような事を理念に掲げている会社だ。
施主にふりまわされる大変なお仕事だと思うけど、顔には出さず「それよりも満足して住める家を作る事が私達にとっての成功です」と言ってくれる。
もし仮にその言葉全てが演技だとしたら、それはそれで演じ切ってほしい。


フィックスホームの一番の特徴は、
社長さんが社員さんを信頼しているところ。
社員さんが業者さんを信頼しているとこ
ろ。
だと思う。


ここにお願いすると決めたのだから、私達も全てを信じてお任せしよう。
帰り道、オットとそんな話をした。


オットが引っ越し宣言した日、
はじまりの日より7か月と29日。

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