家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

2話 さよならプライベートビーチ

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いままでのあらすじ。
2019年11月。
オットが突然引っ越しだ!と宣言。
大阪ど真ん中ゴチャゴチャ地域からのんびり田舎暮らしへ。
オット両親、ヨメの4人2世帯2軒、引っ越したい候補地を絞り込む。
第一候補 淡路島
第二候補 滋賀県
第三候補 和歌山県
第四候補 札幌
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仕事が早いオット、候補地の物件をネットでピックアップ。
HOME'Sで検索。条件は「県庁所在地市内」「築年古くない」「市街化区域」「中古戸建」


札幌は遠い+土地勘がない+寒い、断念。
和歌山は海沿いは地震や津波の心配、ちょっと内陸部に入ったら山ばっかりで断念。


滋賀南部の何軒か、
淡路島の何軒かが選出された。


滋賀は琵琶湖が近いねぇ。意外と京都も近いや~ん。
淡路島は庭からすぐに砂浜、夕日が沈むプライベートビーチって物件があった。
海の幸も山の幸も美味しそう~。


チチ、ハハに物件の概要をプリントして見せたところ、
チチが淡路島は島だから有事の際に困る。(どんな有事だ…)
ヨメも海の近くは車も家も錆びるの早いしなぁ。と思った。


オットとハハはネットで検索上手。
チチとヨメは出された物件を眺める係。


四人色々意見が飛び交い、明石はどうだ? 能勢はどうだ? と脱線したりして、
プライベートビーチに後ろ髪引かれつつ、最終的に滋賀南部に決める方向になった。


チチハハ宅とオットヨメ宅、同時に2軒まぁまぁ近くでいい感じのがあればいいなぁ。
チチハハは後期高齢者。買い物や病院には車で付き添いがいる。
大阪市内では車は必要なかったから、オットもヨメもバイクで移動。
チチハハはタクシーで病院に行っていた。
引っ越し先地域ではそういうわけにもいかず、車も購入しなきゃね。


線路や幹線道路沿いを避けて駅から2kmくらい。
いい感じのが一軒あった。
その近くにもう一軒探さねばね。


オット、これいいんじゃない?
フムフム。
間取り図って大好き。
暮らしを想像するのが楽しいしワクワクする。


ふーん。デザイナーズ設計なのね。
えっと、玄関入ってリビングがここ。
んで、二階のここを寝室にして~。


うっ!?


なんじゃこりゃあ!?


キッチンが二畳ほどの独房で、食器棚、冷蔵庫入れたら半畳くらいに人ひとり立てる感じ。
カウンターへ食事を出す為だろうと思われる壁に空いた口が40×40cmくらい。
キッチンがやたら狭くてリビングがやたら広い。


図1※うろ覚え間取り図




こ…これは…!!


キッチン要塞に引きこもる大して料理しない嫁とリビングのオレのソファーから一歩も動かない旦那像が見えるぅう!!!
そしてこの開口部。ムショの飯の配給口か!?
こう…手だけがヌッと出てくる感じ…。


図2※いらすとやの画像を組み合わせました。イメージです。




ひぃぃい!!!



オット、ヨメ「「却下!!!」」

1話 ナゼに引っ越し!?

2019年の11月。
緊急入院→内臓1個取って帰ってきたオットが
引っ越しだ!と宣言した。


ヨメにはよくわからないけど、
大阪ど真ん中、隣家と壁がゴッツンコしている暗くてゴチャゴチャ建て込んでいる家から緑の多いのんびりした所へ引っ越したいのだそう。
近くに住んでいるオット両親も緑が見たいとたびたび言ってたし親孝行も兼ねて。


まぁいいよ。
死ぬほど痛かった手術からの帰還。
ヨメも一時はオットの死を覚悟したりもした。
2週間経口食を一切食べれず点滴だけで生き延びたオットよ。
九死一生のこれから。
好きなように生きなはれ。ヨメもついていくよ。


そんなことで、オット両親も巻き込んで、さー引っ越しだー!


オットが病院から帰還した日をはじまりの日として、
コダワリ強めなオット、巻き込まれた感いっぱいのワタクシ、ヨメ。
オットのチチ、ハハ。そして我が家の猫2匹の
引っ越しまでの軌跡ドタバタコメディーブログになっていく予定です。
よろしくお願い致します。



条件は戸建て、チチハハと同居はイヤン。
二世帯お隣さんくらいならギリ許容範囲。


まずオット、都道府県を区分けされた白地図をチチ、ハハ、ヨメそれぞれに配布。
行きたい県にはここは嫌は×まぁまぁはを記入して提出。
オットと合わせて四人分の地図をスパパーンとexcel入力。


じゃじゃーん。発表~!


第一候補 淡路島
第二候補 滋賀県
第三候補 和歌山県
第四候補 札幌


オットが引っ越し宣言した日、はじまりの日より4日。



島?? 札幌~!?