家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

19話 電気設備とスカート

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いままでのあらすじ。
2019年11月。
オットが突然引っ越しだ!と宣言。
オット両親、ヨメの4人の2世帯2軒で大阪ど真ん中から滋賀県南部へ。
チチハハの住む家は5月頃引き渡し。その近くに我が家予定地を購入。
3月末、家を建ててくれる工務店と無事契約。
これからカタログやショールームを見て回り、
外壁、キッチン、お風呂の色など細部を決めていく予定。
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家の外観がざっくり決まった。
あとは打合せの時に屋根サンプルを見せてもらい、いくつかの候補に絞ってある中から選ぶ予定。


次は室内床、扉、お風呂、キッチンなど。
お風呂とキッチンはなんとなく方向だけ決めておいてショールームで見ないと、カタログの小さな写真だけでは素材感が全く分からない。


室内の床はほぼフローリングにした。
畳の部屋は無し。
猫飼ってると爪で畳がささくれるし、慢性鼻炎持ちのヨメの鼻にもよくないから。


フローリングの色を決め、それに合うドアの色や形を決め、フローリングから立ち上がるキッチンの色も合わせて考える。
ここまではまぁまぁスムーズに決めれた。


さて。次は電気の配線、照明、コンセント、スイッチ類の位置など。
これがめちゃくちゃ細かくてうんざりする。
多分普通の人は工務店の提示してくれた図面見ただけで、そこに手を入れようとする意欲もなくなると思う。
それを、細かいオット氏、メジャー片手にブツブツ言いながら壁の立ち上がりを測り始め、
「ヨメちゃん、ここのコンセント位置FL+1100でいい?」とか、聞いてくる。


オットが電気にこだわるのには理由がある。
今、我が家はトースターと電子レンジを同時に使ってもブレーカーが落ちない。
なぜならブレーカーの電気系統を分けているから。


よくブレーカー落ちて見に行くと一つだけスイッチが落ちてるパターン、あるよね。
電気って「この区画はこの系統で容量はこれだけ」っていういくつかの系統に分かれてて、その系統ごとの容量を超えちゃうとそこの系統のスイッチだけが落ちる。


だから、我が家では容量の大きい電子レンジだけ独立系統にしている。
それを知ってるから、新しい家でも同じように「あらかじめここは電気集中するから系統分けしたい」って場所がいくつもある。
電気の流量やコストを測れる機器を付けて「ここは最大何ワット使うからー」を書き出し、それに基づいて系統分けしていく。
その他に、ここの照明3灯は一括でスイッチ1つにしたい。とか、色々こだわりだしたらキリがない。


そして、どう考えても「一部変更」の域を超えている図面を工務店へどう説明したら分かりやすいか、考え考え元の図面をスキャンして元の配線を消して、コンセントは赤、とか色分けしてマークを付けていく。


契約書を校正しまくって、次は電気系統を番号ふって指定してくる客…。
間違いなく工務店さんの
「わが社始まって以来初の珍事」
を重ねてきております。。。


脱線の多いヨメ、仕事しながらPC見てたら、かわいいパッチワークのスカートを見つけちゃって突然創作意欲がわき上がり、家にある端切れでパッチワークの巻きスカートを作り始めたところ。
端切れを複写して画像加工ソフトでパッチワークの配置決めて端切れを切ってミシンで縫う。
その合間に仕事もちょこちょこやっつけて、オットの「ここはどれくらいの高さがいい?」に対応して…。


…めっちゃ忙しいやん!!!
なぜ今スカート作ろうと思った、私!?


しかも、一枚布を切るだけなら1時間あれば出来るスカートを、何枚も布をはぎ合わせて縫っていくパッチワーク。。。
私、無意識に家の事から現実逃避したかったみたい。。。


結局丸一日かけてヨメはミシンと格闘し、オットは丸一日電気設備と格闘していた。。。


これが終わればあとはショールームへ行くだけよ!


しかし、世間はコロナで戒厳令状態。
はたしてショールームは営業しているのか?
そしてこの事案、どう考えても「不要不急の外出」だよねー。


オットが引っ越し宣言した日、
はじまりの日より4か月と29日。

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