家建てます!ブログ

滋賀県で高気密、高断熱の家を建てる記録。

33話 ショールーム&ショールーム

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いままでのあらすじ。
2019年11月。
オットが突然引っ越しだ!と宣言。
大阪ど真ん中からのんびり田舎暮らしへ。
オット両親、ヨメの4人の2世帯2軒で滋賀南部へ移住計画。
両親はひと足先に移住完了。その近くの我が家予定地に
家を建ててくれる工務店と打ち合わせを重ねてきているところ。
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前回のフィックスホーム打合せで、ほぼ家の内装、設備が決まり、
次は照明器具のショールームで実際の明かりを見て、部屋に付ける照明器具を決めてくる事になった。


大阪ショールームへ、フィックスホームから予約と我が家のデータを伝えておいてもらってから、先日行ってきました。


ついでに近くにあるYKKのショールームにも予約を入れてもらって、APW430を見に行く事にした。


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YKKのAPW430の窓とは…


高性能トリプルガラスで、世界トップクラスの断熱性能を持つ窓。
トリプルガラス:中空層(14/16mm)2つを厚さ3mmのガラス3枚で挟む。
Low-E金属膜:ガラスから熱の放射が抑えられ、窓の断熱・遮熱性能が上がる。
アルゴンガス:アルゴンガスという熱伝導率が低いガスを中空層に封入。
樹脂フレーム:熱伝導はアルミサッシの1/1400。結露が大幅に軽減する。
熱貫通率0.90w/(㎡・K)


引用・参考 YKK AP
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これは「高断熱・高気密の家」という方向が決まった初期の頃から導入は決定していたけれど、今までメーカーのHPでスペックをうっとり眺めていただけで実際見たことも触った事もなかったのだ。


いい機会だから見てみよう。
それと、図面上ではいまいち分かりにくかった網戸やシェードも触ってみたい。


まずは、YKKから。


入ってすぐ、外気温と窓越しの室内っていう設定でそれぞれの窓の断熱性能を体感できるコーナーがあった。


430
330
単板ガラスのアルミサッシ
二重窓(アルミサッシ+複層樹脂枠の内窓、プラマード)


の4種類。暑い時、寒い時の各2パターンがあって、内外の温度表示や、サーモグラフィーもモニターで見れるようになっている。


外気温約32度設定のアルミサッシのサッシ部分を触ってみる。
「あっつ!!」
うん。これ、知ってる。夏の車のドアとかもこんな感じよね。


そして。430。
「…お? …おおお!? 熱くない!!」


ガラス面もペタペタ触り比べしてみる。
オットと2人「おおお~!」と言いながらペタペタ。
さすが3重ガラス。これなら真夏の室内でも熱が入りにくく、クーラーの効率もいいね。


ついこないだ引っ越したばっかりの実家には、元々入っていたアルミサッシのペアガラスにもう1枚、部屋側に樹脂枠のガラス戸を取り付ける二重窓(プラマード)にしてもらったところ。
うん。二重窓もかなり効果あるね。


続いて外気温約0℃の設定の窓4種。
アルミサッシ一重ガラス窓の結露がえげつない~!!
どんどん水滴になって滴ってくる。
確か友達の住んでいるマンションも結露に悩まされていた。
今の我が家は友達の家よりも超低気密・低断熱の家なので湿気も抜けるのか、安い窓でもそんなに結露しない。
今回建てる家は高気密・高断熱。
そこにもしアルミサッシ1重窓にしたら…。
考えると恐ろしいわ。。。


真夏設定では430と二重窓ではそんなに違いがなかったけど、真冬設定で大きく差が出た。
430:結露全くなし。触っても冷たくない。
二重窓:外側のアルミサッシと内側の樹脂窓との間に結露がびっしり!室内側からは触っても冷たくはないし結露もしないけれど、これ外側の窓ってほぼ外ね。



断熱性能を見比べた次は、二重窓(アルミサッシ+複層樹脂枠)の遮音性能
窓の向こう側(外側の設定)で色々な音を鳴らして、窓を閉めるとどれくらい聞こえるのかを耳とデシベルを測れる機器で比べられる。
音の種類は犬、ピアノ、飛行機、夫婦喧嘩、など。
夫婦喧嘩のデモ音源が「おい~、勝手にチャンネル変えんといてや~」から始まってて笑っちゃった。
そこからどれくらい壮絶な喧嘩に発展していくかは窓閉めちゃったから聞こえない~(笑)


次のコーナーでは冬の脱衣所でのヒートショックを想定している、実際の小さな室内2部屋に靴を脱いで入って、足元や全身の温度の体感。温度表示とサーモグラフィーのモニターが各部屋にある。


アルミサッシの窓の部屋は入った瞬間、足の裏のフローリングがヒヤッと冷たい。
そして、引き違い戸の隙間からうっすらスゥ~っと入ってくる冷気…。


すぐに隣の部屋に入るとフローリングも室内も普通。冬の暖房なしっていう設定だから少し肌寒いけれど、ヒヤッとはしない。


…はて、これどの種類の窓だっけ???
「はー、これ、違うねぇ!」と感心したのはいいんだけど、何が違ってこうなってるのかをサッパリ覚えてない。
すっぽり記憶にございません。


どうも断熱性能を比較した時点でヨメのメモリー機能を使い切ったようで、あとはなんだか感心したけど詳細をサッパリ覚えてないのです。。。
ま、我が家の窓はオールAPW430で、引き違い窓も一切ない。
これより上位ランクの窓はないのだから、いっか(←何の為にショールーム行ったのか。。。)


体感ゾーンの後、オットは光を遮るアウターシェードとか網戸を触ってふんふん言ってたけど、ヨメも一緒にふんふん言ったけど…
なーんも覚えてないわ(笑)
ヨメ、とうとうボケてきたのかしら!?
ブログを書きながら心配になってきたよ~(;´・ω・)


さて。
YKKを出て、久しぶりの大阪(梅田)で、キャンプ用品店で折り畳み椅子の座り比べしたり、ランチ食べたりして、
次は照明器具のショールームへ行ってきました。


オットは持ってきた露出計(写真の光を測る機械)でカチカチと数値を測る。
ヨメは蛍光灯の色があんまり好きじゃない。なんか、寒々しいのが嫌。
昼光色という黄色っぽいのの中から、とにかく明るいのが好きなオットがオッシャレ~なペンダントライトには目もくれず、シンプルかつ明るいやつに決定した。
うん。ペンダント型はほこり積もるしね。取り換えも出来ないのもあるし。
門灯もそんな調子で、これは絶対蛾が来るやつと、そうでないやつ、というオシャレとは無縁の価値観をもってシンプルな蛾の来なさそうなやつに決まった。


ああ、オシャレなショールームで私達何をしてるんだろう。。。
他に何組か来ている人はオシャレペンダントゾーンにしかいないんだけど…。


「人に左右される価値観なんぞ何の役にも立たんわ!」


というのがオットの矜持。
ヨメはちょっとは流行も気にしたいなぁ。でもまぁそんなに強くは気にしないからオットが言うのでいいや~。というテキトー人間。


こういう夫婦だからか、検討や話し合いはするけど喧嘩はほとんどしない。
でも、ヨメが欲しい「実用的ではない趣味の色々」をド正論でぶっ潰しにくるオットには少々辟易していて、最近やっとコッソリ買う事を覚え始めた(笑)


今回で、照明器具が決まった。
決めた事はショールームからフィックスホームへ伝えてくれる。


次のフィックスホームでの打ち合わせはショールームで決めた照明器具の確認。
ロールスクリーン、カーテン、カーテンレールの検討。
外構部分の打ち合わせに入る予定。



オットが引っ越し宣言した日、
はじまりの日より7か月と15日。

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